従業員の定着のために

愛泉会の健康経営アドバイザーYです。
東京商工リサーチによると、2019年の全国企業倒産件数(負債総額1000万円以上)が前年比1.7%増の8383件となり、
リーマン・ショック時の2008年以来、11年ぶりに前年を下回ったと発表されました。
また、人手不足関連倒産が調査開始以来最多の426件となったとのことです。
人手不足の状況の中、人材採用と合わせて人材定着が大きな課題となっています。
従業員の離職により、
・教育コストや人材を採用するコストが無駄になる
・企業独自のノウハウが蓄積しにくい
・技術の伝承がしづらく、生産性が低下する
などが考えられます。
特に中小企業では、従業員一人ひとりの業務範囲が広いため、一人の離職が会社全体に大きな影響を与えます。
従業員の定着を図るために、健康経営の推進はなくてはならないものです。
従業員一人ひとりの健康を気遣い、そのために会社が具体的な方策を考える姿勢を見せることは、勤務している会社への愛着を高め職場の雰囲気も向上し、仕事へのモチベーションにも繋がります。
経営の苦しい中、健康経営の推進は一時的に負担感を伴うことがあるかもしれませんが、長期的に会社を守っていくという観点からすると、最後は必ず会社を守るものとなってくれるはずです。
大阪・神戸・京都地域の事業所様へ産業医をご紹介します。巡回健診・ストレスチェック・訪問診療のご相談は愛泉会におまかせください。